年収について(1613字)

仕事に就いている人なら、誰でも年収を気にします。そして、どうやったら年収を高めることができるのか、考えたことがあると思います。

人生はお金がすべてではないという考えもあります。しかし、資本主義は平たくいえばお金がすべてを支配する社会です。したがって、仕事とお金の関係を考えるのは健全な関心です。お金は汚いとすれば、仕事自体も汚いものとなってしまい、よって働かないほうが良いという結論になってしまいますが、それは間違いです。

実際、人生の大部分は仕事に費やされるとすれば、仕事を通じてお金を得る以上、お金は人生に等しいということにもなります。

したがって、人生は時間がすべて、仕事がすべて、そしてお金がすべてなのです。

年収を高めるには、年収の高い仕事に就くしかありません。たとえば福祉の仕事は社会に不可欠ですが、概して低収入であり、したがってここではふさわしくありません。

では、年収はいくらあればいいのでしょうか。ある本の区分を借りれば、年収は「従業員→専門家→経営者→投資家」の順番に高くなりやすいといえます。

投資には種銭が必要です。たかだか百万円では人生は変わりません。したがって、まずビジネスに取り組むことになります。

しかし、誰でもそうですが、最初は下働きであり、稼ぎは低い金額です。大切なのは、その仕事を通じて技術と稼ぎが比例して高まるかどうかです。

たしかに嫌なことがあるからといって仕事を放棄していては、稼ぐことはできません。しかし合理的に耐えても技術が高まらないなら、その会社はブラックです。したがって、転職は早いほど良いことになります。

いずれにせよ、数年間は持続的に技術を磨くべきです。そして、情報発信を組み合わせることで、複数の収入を得ることができます。

Twitterのアカウントから、有料noteやBrainに人を流すのは典型的な手法です。ブログもアフィリエイトをきちんと作り込んだ記事を書けば、長い目で見た場合、収入源になります。

以上のことができれば、単なる従業員ではなくなっているはずです。むしろ、専門家と言うことができます。

ここから先は、簡単に言えば、独立して会社を作り、ビジネススケールを拡大するということになります。

たとえばエンジニアなら、エンジニア養成スクールを作るなどが典型的な例です。

ここまで来れば、もし不慮の事故で全財産失ったと仮定しても、復活は容易になっています。

本来、復活しなければならない弱い人は、復活が容易でなく、ビジネスに長けた人にかぎり、復活が容易なのは、資本主義社会の縮図です。

年収で言えば、従業員の場合、300万〜1000万、専門家の場合、500万〜2000万、経営者の場合、1000万〜億、投資家の場合、億単位とイメージしてください。

要するに、全ての仕事を経営者・投資家の視点からとらえるのが、年収を高めるために重要なのです。

ちなみに言えば、有能な学生が医師や弁護士や官僚を目指す傾向がありますが、これは専門家マインドです。もし、年収を高めたいなら、医師の場合、病院を運営する観点を持つことが大切です。そうすれば、収入は青天井になります。弁護士の場合も同じです。どこかの時点で起業してこそ、収入を高めることができます。

個人的には、アフィリエイトせどりやコンテンツ販売などネットビジネスで数千万を稼ぐ難易度は、医師や官僚になる難易度に比べれば、はるかに容易と考えます。

そういうことから考えても、医師や官僚や弁護士は、そして介護士や保育士は、何よりも仕事内容を愛し、公共心に富んでいる方々と考えます。

それはともかく、資本主義社会で、年収は人生を決まるといっても過言ではありません。したがって、ビジネスを攻略することが、年収を高める近道です。

まとめ

・従業員→専門家→経営者→投資家になり、年収を高めよ

・ネットビジネスはコスパがいい